不思議な月夜の物語

不思議な不思議な夢を見た その夜はまん丸満月で 僕は水辺に立っていた 水辺は波も風もなく 鏡のように凪いでいた 水辺に映る満月を じっと凝らして見ていると なぜか昔の姫様が 水面(みなも)に映る月の中 膝を抱えて泣いていた 思わず夜空を見上げても 月の中には姫様の 影も形もないままで も一度水辺に目をやれば 水面…

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ずっと

あのときから ずっと まえよりも ずっと だからこのさきも ずっと ずっと ずっと

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星に願いをかけましょう

星に願いをかけましょう 流れる星にかけましょう さりとて何を願いましょう 我が身の幸せ願っても 今まで叶う兆しなく どうやら僕には無縁らしい ならば周りの人のため 自分以外の人のため せっせせっせと願いましょう たとえば孤独なあの人の たとえば病のあの人の たとえば悲しむあの人の たとえば泣いてるあの人の そんなあの人…

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心の時計を止めないで

あなたの目にはこの世のすべてが まるでモノトーンのように色あせて いつしか笑顔も忘れがち だからすべてがつまらなくって あなたの指の間から 大切なものがすべり落ちていく こうなってしまうのは みんな自分が悪いだなんて どうして自分だけを責め続けるのか そうなってしまうのは あなたのそばに あたたかな温もりを伝える人が …

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むかしばなし(改)

遠い遠いある昔 結ばれることない恋人同士 報われることない恋人同士 戦に荒れたその時代 小さな小さなある国の 小さな城がありまして 姫は手鞠が大好きで ぽかぽか日向でにこやかに てんてん手鞠と遊んでた 今日も笑顔で手鞠歌 いつもの調子で手鞠歌 姫はうっかり手を滑らせて 手鞠はころころ堀の中 ぷかぷか浮いて堀の中 それを見つけた下級武士 泳ぎが苦手な下級武士 …

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本日は、久々に詩を…

   恵み 悲しいのかい? つらいのかい? ゆっくりでいいから 慌てなくていいから 少しずつ 少しずつ… 背を丸めて うずくまって うつむいている君 まだいいよ そのままで ゆっくりでいいから 少しずつでいいから 少しずつ 少しずつ… 少し気が楽になったら その目を開いてごらん 君が流した涙が いつの間にか 大地を潤しているよ …

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Dear… (親愛なる全ての人に)

    Dear… (親愛なる全ての人に)   もし君が 走れないのなら   一緒に歩いてあげよう   もし君が 歩けないのなら   この肩を貸してあげよう      もし君が 立てないのなら   この手を差し伸べてあげよう   それでもどうしても 立てないのなら   話し相手ぐらいには なれるだろう   もし君に 夢があるなら …

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