ライナとゆうとめぐたんと ~ つぶやきシリーズ・番外編 ~

皆さん、こんばんは。

さあて、久々に耳を傾けてみますか。
で、今回は番外編です。
僕のブログによくコメントをくださる
「めぐたん」様のブログ
ライナ&ゆう
からヒントをいただきました。
そう、人様のワンコで
「つぶやき」を書くという、なんとも大胆で恥知らずな企画!
でも、やさしさいっぱいのブログですから、書きたくなっちゃうんですよね~!
どうかお許しください!





ライナとゆうとめぐたんと



おやおや?
何やら「にんげん」の女の子にだっこされたシェルティの男の子がだだをこねてますよ?
「イヤでち!イヤでち!まだお散歩したいでち~!」
“もう!ゆうったら、いうこと聞きなさい!ただでさえお米の袋くらい重いのに、ばたばた暴れて!”
女の子も困ったようす。
その横をシェパードの男の子が歩いています。
「ゆうたん。いうこと聞かないとだめなのだ~!」
「ライナっちは黙ってるでち!帰りたくないでち~!」
どうやら2人のワンコは、「にんげん」の女の子のおうちのワンコのようですね。
朝早くからのお散歩を終えて、今、帰ってきたようです。


“じゃあ、いい子でお留守番、頼んだわよ!”
「にんげん」の女の子はそう言って、「じどうしゃ」に乗って「おしごと」に出かけていきました。
お留守番はシェパードのライナ君とシェルティのゆう君です。
「あ~ぁ、行っちゃったのだ。」
「毎日、『おしごと』があって大変でちね。」
お留守番の間、2人のワンコはしばらくおしゃべりを楽しんでいます。

「だけど、何でいつもめぐたんを困らせるのだ?ゆうたん。」
「にんげん」の女の子の名前は「めぐたん」というのですね。
「別に…、困らせているつもりはないでちよ~。」
「だけど、いつもお散歩の帰りにはだだをこねるし、いたずらするし、ハイキックするし…。」
「いつもじゃないでち!たま~にでち!」
「でも、困らせていることにはかわりはないのだ。めぐたんがかわいそうなのだ。ぼくより小さくて細い体なのに毎日お散歩に連れてってくれるし、いろいろお世話もしてくれているのだから、感謝するのだ!」
すると、ゆう君が少しばかりプンスカプンスカ怒り出しました。
「感謝してるでちよ!ぼくは悪魔じゃないでち!」
「ご、ごめん、ごめんなのだ、そんなに怒らないでほしいのだ~。」
と、今度はゆう君、少しさびしそうに話し始めました。
「ちょ、ちょっとやきもちをやいているのでち…。」
「誰になのだ?」
「ライナっちでち!」
「ぼ、ぼくになのか~?」
「そうでち。ぼくより体が大きくて目立つし、ぼくより足が速いし、ぼくより強いし…。」
「ゆうたん、それはしかたがないのだ…。」
「それだけじゃないでち!ちっちゃい生き物を見つけると、ダーッて走っていって捕まえようとして、そのくせ、ケガをして帰ってきて、めぐたんを心配させているじゃないでちか!」
「…!」
ライナ君、黙っちゃいましたよ?
「ケガをしたらめぐたんに『びょういん』に連れていかれて、ぼくはその時は1人でお留守番でちよ?その時、いつもめぐたんを独り占めされちゃったみたいで、時々さびしいでちよ…。」
「ごめんなのだ…。」
「そのうえ、時々めぐたんの目を盗んで、ぼくのおやつを横取りするし…。」
「わ、わかった!わかったのだ!ごめんなのだ~!」
「…だから…、だから、めぐたんに時々ぼくだけのことを見ていてほしくって、いたずらしちゃうでちよ~。」
「そうだったのか~…!」
「わかってくれたでちか?」
「うん、納得なのだ!」
「だったら、もうちっちゃな生き物を追いかけないと約束するでち!」
「そ、それは…、ぼくの血が騒ぐからなのだ。それだけはやめられないのだ~!」
おやおや、結局、どちらも譲る気はないようですね。


お昼も過ぎて、お日様も西にかたむき始めました。
2人はひなたぽっこをしながら、まだおしゃべりを続けているようです。
「でも、めぐたんは本当にやさしい『にんげん』でちね。」
「うん!毎日『おしごと』でいそがしいのに、いつもお散歩を欠かさないし、お世話もいっぱいしてくれるし、とてもやさしい『にんげん』なのだ。ぼくらにとって、大切な『おかあさん』なのだ。」
「『おかあさん』…でちか?」
「うん、ぼくがこのおうちにきたのは、3才になってからなのだ。それまでずっとひとりぼっちで…。」
「さびしかったでちか?…ぼくも、ライナっちと少し遅れてこのおうちにきたけど、それまで本当にさびしかったでち…。気持ちはわかるでち。」
「最初はどんなおうちかわからなくって、ビクビクしてたのだ。でも…、でも、めぐたんはぼくをやさしく抱きしめてくれたのだ。」
「…ぼくもそうだったでちよ。」
「ぼくの体って、他のワンコたちより大きいから、だいたいの『にんげん』はこわがって近寄らないのに…、めぐたんはギュギュッて抱きしめてくれた…。あの時、『あ、おかあさんとおんなじた!』と思ったのだ!」
「どうしてでちか?」
「ぼくがまだちっちゃかった時、いつもおかあさんの胸の中で甘えていたのだ。あったかくて、やさしくって、とても気持ちがよかったのだ。でも、いつの間にかおかあさんから離されて、それからずっとずっと、そのあったかくて、やさしくって、気持ちのいい感じを忘れていたのだ。でも、めぐたんと出会って、めぐたんが抱きしめてくれて、ぼくはその時の気持ちのよさを思い出したのだ!」
「ぼくもおんなじでち…!そうか、そうでちね!めぐたんは、ぼくたちのやさしいやさしい『おかあさん』でちね!」
ひなたぼっこのぬくもりの中、2人のおしゃべりは続きます。
やさしい「おかあさん」のめぐたんのことを、いつまでもいつまでも、うれしそうにおしゃべりしています。
お日様もニコニコして2人のおしゃべりを聞いています。
小鳥たちも静かに2人のおしゃべりを聞いています。
2人の周りは、みんな幸せそうにほほえんでいました。


「うん?この音は…、めぐたんの『じどうしゃ』なのだ!」
「帰ってきたでちね!やった~!きゃぴ~!」
お日様が姿を消してしばらくすると、めぐたんは大急ぎで帰ってきました。
あわててバタバタと「じどうしゃ」から降りてきためぐたん。
めぐたんも、2人に会いたくって会いたくってたまらなかったようです。
“ただいま~、息子たち~!さ~ぁ、お散歩に行くわよ~!でも、ライナは小動物との追いかけっこ禁止!ゆうはいたずら禁止だからね~!”
めぐたんの、その言葉を聞いて、2人はクスクス笑っています。
“なぁに?何をニヤニヤ笑ってるの?”
「別に~、なのだ!」
「別に~、でち!」
2人はうれしそうにしっぽをふって、めぐたんに飛びつきました。

みんな、幸せですね…!








それでは、明日が皆さんにとってあったかくてやさしくって、気持ちのいい1日でありますように。


おやすみなさい。











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この記事へのコメント

  • めぐたん

    ライナとゆうのつぶやきシリーズありがとうございます!
    まさにその通りですね!
    ライナとゆうちゃんの会話にうるうるきました。
    ライナとゆうちゃんの気持ち、犬の気持ちって分かってても忘れてしまうんですよね。
    このつぶやきを読んで思い出したことがいっぱいありました。
    今でも一番気をつけてることは常に平等に!かな!
    ちゃんと気の効く優しいお母さんでありたいですね(^^)
    こんな素晴らしいつぶやきを書いていただき本当にありがとうございました!
    2010年02月02日 05:39
  • めぐたん様>
    コメント、ありがとうございます。
    今までのブログでのお話しから、ちょっと想像して書かせていただきました。
    きっとこんなこと考えているだろうなぁ、なんて。
    そして、それはどの子たちも言っていることではないのかなぁ、と思いながら書き綴ってみました。
    今回は新しい試みをさせていただきました。
    こちらこそ、ありがとうございました。
    2010年02月03日 00:44

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