雨さんとミカド君 ~つぶやきシリーズ~

皆さん、こんばんは。

昨日、僕のところにコメントを残してくださる「ばっかバッハ」様が、ご自身のブログ
「バッハ無伴奏な日々~チェロ組曲ほか 」
に僕の「つぶやきシリーズ」の「風の子守唄」をトラックバックしてくださいました。
僕の拙い文章ですが、それでも気に入ってくださり、できるだけ多くの方に読んでいただこう、ということ。
この場を借りて、改めてお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました!
さてさて、今日もいつもの殴り書き、「つぶやきシリーズ」。
結末とか何とか考えないで、思いつきでホイサッサと書いていこうと思います!
ども。今日は、本当にいい天気。東静岡駅から見える富士山も、朝の光を受けてきれいでした!
もう冠雪していたんですね。
それとも、昨日の雨が雪になったのかな?
画像




雨さんとミカド君

「あ~ぁ、今日も雨かぁ…」
おやおや?ミカド君が何かつぶやいていますよ?
ちょっと耳を傾けてみましょう…。

雨の日はイヤだなぁ。
大好きなお散歩に行けないし、だいたい僕はぬれるのが大嫌いなんだ。
早くお天気になってくれないかなぁ…?
「あら、ミカドちゃん。こんにちは。」
あ!風さんだ!こんにちは!
「どうしたの?浮かない顔をしているわねぇ。」
僕は風さんに理由を話した。
「あらあら、そんなこと。もっと大変な悩み事かと思っちゃったわ。」
だって、家の中で寝ているばかりじゃつまらないし、少しは運動もしなくっちゃね。
「そう。だったら、雨さんとお話ししてみたら?」
「え?雨さんと?」
「そうよ、ほら、よ~く耳を澄ませてごらんなさい。雨さんの声が聞こえるわよ…。」


耳を澄ませていると、本当だ、雨さんが僕に話しかけてくれていた。
「こんにちは、ミカド君!」
雨さんの声だった。
「こ、こんにちは。ぼ、僕、ミカドっていいます。」
「知っているよ、僕らは風さんからいろいろお話しを聞いているからね。」
「風さんから?」
雨さんが言うことには、雨さんたちは風さんたちが運んでくるんだって。
だから、ここまでの旅の途中でいろいろお話しをしているんだ。
「ねぇ、早くやんでくれないかなぁ?僕、お散歩に行きたいんだよ~。」
「ごめんね、僕たちにも大切なお仕事があるんだ。」
「大切なお仕事?」

雨さんがいろいろ教えてくれた。
おうちのお庭の花や木も、お外の花や木も、そしていろいろな森や林の花や木も、みんな雨さんのお水を待っているんだってこと。
それに僕たちが飲むお水や「にんげん」たちが飲むお水、他の僕たち「どうぶつ」が飲むお水だって、雨さんのおかげなんだってこと。

「ふうん、そうなんだ。雨さんって、大切な役目を持っているんだね。」
「うん、そうだよ。お水はみんなにとってとても大切なもの。だから、時々こうしてやってくるんだよ。お散歩に行けないのは残念だろうけど、我慢してね。」
「うん。僕がお散歩に行けないのなんて、たいしたことじゃないよね。」
「ありがとう。分かってくれて。」
「ところで、雨さんはどこから来ているの?」
「いろいろ。そうだねえ、一番は南にあるあたたかい海かなぁ?」
「海?海ってどんなところ?僕、知らないんだ!」

雨さんはそれからいろいろ教えてくれた。
海にはたくさんの、僕が飲みきれないほど、ううん、いろいろな生き物がみんなで飲もうとしても飲みきれないほどのたくさんのお水があるところなんだって!
だけど、しょっぱくて飲めたものじゃないらしいけどね。
そんなしょっぱいお水の中にも、お魚とか貝とか、僕が知らない「いきもの」がいるんだって聞いて、びっくりしちゃった!
その海のお水がお日様のあたたかい光を浴びると、雲さんになるんだ。
その雲さんがたくさん集まって、雨さんになるんだって!

「じゃあ、本当に遠くから来るんだね。」
「そうだね。僕たちが運んでくるお水は、本当に長い長い旅をしてきているんだよ。山に降ったお水が川になって、そしてまた海に流れて、それが雲になって、そして、また雨になる。どう?おもしろいでしょ?」
「へぇ!すごいね!そうやって一つにつながっているんだね。だったら、今の雨さんが降らせているお水も、いつか海に流れて、雲になって…。おもしろいなぁ!」

僕の体の中にも、ヒナお姉ちゃんやムサシお兄ちゃんの体の中にも、「にんげん」の体の中にも、そして、お庭やいろいろな花や木の中にもお水が流れている。
そのお水は、そんな長~い旅を何度も繰り返して、みんなのために役立っているんだ。
雨さんの仕事って、本当に大事なんだって分かったんだ。

「じゃあ、雨さんはいつもみんなに感謝されているんだね!」
すると、雨さんは、急にしとしとと降り出して、何だか悲しそうな様子になった。
「どうしたの?」
「それが、いつもそうとは限らないんだよ…。」
「どうして?だって、みんなにお水を運んでくれるなんて、すてきなことじゃない!」
「…実はねぇ……。」
雨さんはぽつぽつと話し始めた。

「にんげん」のたくさん住んでいる「だいとかい」って言われるところは、「あすふぁると」や「こんくりーと」ばかりで、夏にはものすごく暑くなるんだって。
そうすると、熱くなった空気がどんどんお空の上に昇っていって、高~いところの冷たい空気があるところまで行くんだ。熱い空気には、小さなお水がたくさん混じっているから、そこで急に冷やされると、雲になって、雨になる。
その時は、ものすごい強い雨になってしまうらしいんだ。

「それを『にんげん』たちは『げりらごうう』とか言っていてね、その時の僕らは嫌われ者なんだよ。」
「でも、雨さんが運ぶお水って大切なものでしょ?嫌われるわけないじゃない!」
「いやいや、さっきも言ったように『だいとかい』は『あすふぁると』や『こんくりーと』だらけ。土があるわけじゃないから、大地にお水が染みこまなくってね、どんどん川にばかりお水が流れたり、低いところにお水が流れるから、そんじょそこらでお水があふれて、大変なことになるんだよ。」
「……!」
「だから、その大水のせいで、命をなくさなくてもいいものが命をなくしてしまう時だってある。別に僕たちはそうしたくてしたわけじゃないのに。」
「悲しいね…。」
「ああ、自然と海からやってきたならまだいいさ。でも、『だいとかい』で突然お呼びがかかって、ザーッと一気に降らされている、こちらの身にもなってほしいもんだよ。こっちは悪気があってやっているわけじゃないんだからね。」
そうなんだ。
初めて知った。
「にんげん」は自分たちで住みにくくしていることがあるんだなぁって。
おかしな生き物だなぁ…。

「それとね、本当は降ってあげたいところが、この『ちきゅう』ってところにはいっぱいあるんだ。もともと降っていたところもあったけど、『ちきゅう』が『にんげん』にいろいろ引っかき回されているうちに、そこでは降ることができなくなったところもある。お水がね、たくさんのお水がほしくてほしくて仕方がないところがあるのに、なかなかうまくそちらには行けなくなってしまったんだよ。」
「それって、どうにかならないの?」
「さあね、今、さぁ、大変だって慌てて気がついて、この『ちきゅう』の自然のことを何とかしようとしている『にんげん』もいるようだしね。それができるように、こっちも祈っているしかないね。」
「祈る?」
「ああ、いっしょに祈ろうよ。みんなが仲良くいっしょにお水を分け合えられる時がくるように。その時がきたら、僕ら雨もがんばるからさ。」
「うん!じゃあ、僕も祈っているよ!『にんげん』にもっとしっかりがんばれって、応援もする。」
「そうだね。悪い『にんげん』ばかりじゃない、そうやって努力している『にんげん』を応援しなくっちゃね!」

ブルル…。
ちょっと寒くなってきた。
「ほらほら、お話しは終わったかい?あんまり外にいると風邪を引いてしまうよ。」
風さんが声をかけてくれた。
「さぁ、中にお入りったら。」
風さんが背中を押した。
僕はおうちの中に入ろうとして、でも、もう一度振り向いて、
「雨さん、ありがとう。これからもがんばってね。」
と、声をかけたんだ。
すると、風さんに運ばれてきた雨さんの音が、笑っているようだった。












この話を書いていたら、以前、自分が作った曲を思い出しました。
う~む、ここまでの雰囲気、思いっきりぶち壊しになるぞ?
どうしよう……?

え~い!ここは僕のブログだ~い!
さぁ!勇気を出して、音声ファイルを載せるぞ~!


*注意事項
・思いっきりガラガラ声ですので、万が一、お聴きになる場合は、近くに洗面器を用意するか、事前に吐き気止めを服用してください。

・また、耳の調子がおかしくなったり、コンピューターの調子がおかしくなる等、体調や機器に変調を来しても、当方では一切責任を負いかねますので、ご了承願います。

・魔除けとしてお聴きになろうとしても、逆に魔を呼ぶ場合がありますので、お控えください。


では、御覚悟召されい!



RELIANCE ~信頼~
詞・曲

考えてたんだ 一人きりで
真澄みの空を眺めて
゙馴れ合い"だとか"同情"だとかで
つながってる自分が嫌になって…

「本当の思いを伝えれば誰かを傷けてしまう」
なんてさ…
違うんだよ ただ臆病なだけさ
だからもう一度初めからやり直すよ
僕が君にとっての…

かけがえのない友達を目指して
僕は僕を磨いていこう
とりとめもないことに悩んでいた
日々に今日で別れを告げて
目の前にある怖れなんかに
負けることない強い気持ちで生きよう


太陽が海原を暖めて
真白の雲を作るように
その雲が雨となり川となって
また海原に辿り着くように

みんな一つにつながってるんだ
それで一つの地球(ほし)になってるんだ
僕らだって一つの星になれるかな
そうさ、もう一度初めからやってみよう
みんな誰にとっても…

かけがえのない友達を目指して
大きな夢を抱いていよう
空わたる風が雲運ぶような
遠く果てない大きな夢を
叶えてみたい 叶えられるさ
強い絆がきっと僕らにあるから


人は一人じゃ生きていけないね
だから自分を捨てちゃいけないね
太陽と雲と雨と川と海が
教えてくれたものを信じて…


かけがえのない友達を目指して
僕は僕を磨いていこう
恐れはしない たとえ躓いても
僕は決して一人じゃないんだ
かけがえのない人に支えられて
僕らみんな生きているから
かけがえのない友達を目指して
どんな道も真っ直ぐに行こう
空はどこまでも青く澄んでる
まるで僕らの遠い未来に続くように…









………生きてますかぁ?



この曲は、9年程前の僕のクラスの学級目標
「かけがえのない友だちを目指して」
から作ったものでして、当時のクラスの生徒にのせられて作りました。
この歌だけは、何度歌っても失敗します。
難しすぎたかなぁ?
やはり、下手の横好きですね。
自分のレベルの低さに、……orz…! 







それでは、明日が皆さんにとって心に潤いあふれる1日でありますように。


おやすみなさい。













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この記事へのコメント

  • まゆ

    こんばんは(*゚ー゚)v

    相変わらず感じるのですが、涅様の文章は優しくってほのぼのしていて、それでいて核心をついてますね。つぶやきシリーズも絵本になったら素敵ですね。お昼寝前に読み聞かせしたいですね、ぜひ。

    これからも期待しています。

    あと、ちょうど今日窺おうって思っていたんですが、解決しました!雨の日のワンちゃんのお散歩です。ただいま、ワンちゃんお散歩隊なので考えちゃいました。実家は『雨の日はお休み』にしていたみたいなんですが、ストレス溜まらないか心配で。なんせワンちゃんビギナーなので。
    2009年10月27日 18:37
  • まゆ様>
    コメント、ありがとうございます。
    お褒めいただいて恐縮です。少しずつ頑張っていこうと思います。

    我が家では雨の日は、いろいろと遊んであげていますよ。例えば、使い古したタオルを目の前で揺らしてやると飛びかかったりして、それなりにストレス発散になっているようです。お試しあれ。
    2009年10月27日 20:22
  • ばっかバッハ

    え?
    歌、うまいじゃないですか。
    いい声してますね。

    やべ、聴きながらちょっと潤んできた(T_T)

    えぇ~、全然OKですよ。
    サビのところが感動的。

    え、すごい。
    ガラガラ声、と仰いますが、そこが魅力ですよ。ハスキーヴォイスってヤツですか。

    音楽で一番大事なのは、技術やテクニックよりも「心」ですから。

    あ、うちの零細ブログまで宣伝してくださって、どうも恐縮でございますm(_ _)m
    2009年10月28日 00:52
  • ちぬぅ

    こんばんは、とても遅い時間に失礼しまぁす♪
    いつも感じるんですが、お会いしたことがなくても
    こうして歌声を聴かせていただいて、
    涅さんのお人柄を感じます。
    なにも恥ずかしくなんかないじゃないですか(笑)
    本当に恥ずかしかったらUPしませんよね~
    素直でとてもいいです♪
    ちゃんとメッセージ、届いてますよ☆
    2009年10月28日 04:13
  • ばっかバッハ様>
    コメント、ありがとうございます。
    実は、家の中で奥方もいたので、どうも思い切り、というか、原から声を出せずに歌っているので、かなり遠リュがちになってしまい、音は外すは、伸びで遠慮するは、自分としてはさんざんでした。
    それでもアップしたという厚かましさ、これが涅です。
    「心」ですか、次はもっと遠慮せずに歌えるように「心」を伝えていきます。
    2009年10月28日 05:25
  • ちぬぅ様>
    コメント、ありがとうございます。
    いえ、厚かましいだけです。
    でも、メッセージが届いているという一言には、何か素直に嬉しくなってしまいます。
    たまぁに、厚かましくだみ歌をのせますので、お気をつけください(?)
    2009年10月28日 05:28

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