LET'S STUDY! LET'S ENJOY! 中学生の勉強方法 ~その6~


最終章:勉強する意義
何のために勉強するの?学校で習ってることなんて、将来役に立たないじゃん!数学の方程式なんて実生活で使わないし、織田信長が過去に何しようと私の生活に関係ない!英語を使うことは将来ないし、電気なんてコンセントとプラグがあればそれでいいじゃん!漢字?いいもん、メールだから!
すぐ「将来のため」っいうけど、勉強していい学校に行って、いい会社に入るためでしょ?私は玉の輿に乗ってセレブな人と結婚するからいいの!


なるほど。確かに僕も中学や高校で学習した「知識」が実生活で役立ったことなんてありません。つまり、みんなの将来にその「知識」がどれほど役に立つかは未知数です。ただ、それは「知識」に限ったことです。

学校の勉強で大切なのは、「知識」という結果ではなく、そのたくさんの「知識」をつかむまでの「過程」で身につける「考え方」なんです。学校の勉強では、どうしてそうなるのか、どう書くのか、どう説明すればいいのか、何度も考えさせられるでしょ?知識だけだったら、やり方書いてノートに写せばいい。説明なんていらない。それだけだったら、今の時代、各家庭のパソコンの画面に送りつけてやればいいだけ。「考える」ことが、将来に役立つんです。


国 語
国語の基本は「言葉」です。その言葉は何を伝えようとしているのか、自分はどんな言葉で伝えればいいのか、この言葉から何が分かるのか、この言葉以外に最適な表現はないのか…、「言葉」で考えて「言葉」で答える。漢字や文法の知識も全て「言葉」に直結しています。言葉の力を豊かにすることで、自分の思いを相手に伝え、相手の思いを理解する。豊かに表現することを身につければ、人とのコミュニケーションに役立ちます。また、相手の人が言葉足らずでも、その言葉の端々から相手の思いをくみ取ることだってできるようになります。
 国語は
「言葉」を磨き「言葉」を豊かにし、「言葉」で考える、人とのコミュニケーションを支える
大切な教科なんです。


社 会
地理では、気候や風土、産物などからその国の特徴をとらえ、また他の国との関係を考えます。歴史では、その前後の出来事、様々な資料から、ある出来事が起こった原因を考えます。今年習う公民では、何と何が関係した結果、こんな法律が生まれた、あるいはこういう経済効果が生じた、ということを考えます。
僕たちの社会は複雑に絡み合って出来ています。様々な出来事、様々なことがら、それらを整理し、関連性を見つけ、それがさらに何につながっているのか、これらを考えることで、一つの物事を広い視野で見ることが出来るようになります。一つのものごとを一つの視点でばかり見ていると、結局ひとりよがりにおちいり、失敗につながります。説得力に乏しくなり、考え方が孤立して、誰の賛同も得られることがなくなってしまいます。たとえそれがどんなにいい意見でも、周りの人に理解してもらわなければ、その価値は生じてきません。宝の持ち腐れになってしまいます。
社会では、
様々なことを整理して関連性を持って、広い視野で考える力を養っている
大切な教科なんです。そして、説得力のある説明能力を養ってくれるのです。


数 学
数学の問題を解いていて、ああ、なんだ、こう解けばいいのか、て思うことがありませんか?案外、式が簡単だったり答えがすっきりしていたりする。この知識をここで使ってこう考えれば解けるんだ、ということばかりです。そう、
身につけた知識を合理的に活かして考える力
それを養っているのが数学です。僕たちの生活には、いろいろなことがあり、それによっていろいろな知識を身につけることが出来ますが、それを実生活に活かすには、合理的に考えて実践することが必要なんです。数学では、その考え方を数式や図形という学習を通して身につけさせているんです。


理 科
体の仕組みはどうなっているの?、本当に植物は光合成をしているの?、電気はどういう仕組みで起きているの?、様々な疑問、「なぜ?」が理科という教科にいっぱいつまっています。そして、実験などを通して考え結論づけて、その「なぜ?」が解決していきます。
理科では
「なぜ?」という疑問に思う力を養い、さらにそれを検証して確かめていく力
を養っています。与えられたことを疑問に思わずただやるだけでは、普段の生活の中では失敗したり、後悔したりします。「なぜ?」と考え確かめる力があれば、一歩手前でじっくり考えて進んでいくことができるようになるのです。


英 語
確かに違う国の言語です。普段の生活では使いません。これから国際化社会になる、と言っても、すぐとなりに英国人や仏国人が座っている時代、というわけでもありません。でも、英語という違う国の言語を通して、違う国の文化を学んでいます。これは日本でも同じで、同じ日本にいながら文化の違いがあり、戸惑うことがあります。英語という授業を通して、
異なった言語、異なった文化を広く受け入れ理解し、自分の中に取り込んでいける力
を養っています。また、他の言語、他の文化を学ぶことで、自国語のよさ、自国の文化の素晴らしさを再確認し、尊大な誇りを身につけることもできます。


教科の学習が「知識」としてだけでは生活に結びつくものではないかもしれません。ところが、その「知識」を身につけるまでの過程で考えていたことが、力となり、将来の生活に役立っているのです。本来、入学試験という制度も、その総合的な考える力がどれだけ身についているか、を計るところから生まれているんです。ですから、入試問題の多くが、単語的に答えるものよりも、文章的に答えさせるような問題になっているんです。
「いい学校」に入って「いい会社」に就職して…、それも「将来」でしょう。でも、そうやって「考える力」を活かして将来を生きていけることの方が、どんなに豊かで素晴らしいものか、はかりしれません。むしろ、その方が様々な場面で大成する秘訣なのではないでしょうか?


例えば、必死で勉強して必死で考えて、結果的に0点だったとしても、それはとても価値のある0点だと思います。逆に、勉強もせずテスト中も寝ているような状態でとった0点には、何の価値もありません。同じ0点でも、勉強して知識を身につけようとして、それを活かして考えようとしたことが、その人にとって大きなプラスとなっているからです。
逆に、満点だったら?
何もせずに満点だとしたら、それは才能に恵まれている、ということでしょう。
しかし、今後、その才能を充分に活かしきれるかどうかは、疑問に思うところです。どんなに才能に恵まれても、それを「考える」ことで磨かなければ、ただの宝の持ち腐れにしかすぎません。海外で活躍しているスポーツ選手。彼らの多くは、勉強もかなりできる人だそうです。才能?いや、違います。彼らは考えてスポーツをしています。また、教科の勉強も考えながら身につけてきたことで、考えることをプレイの中で活かしているのです。スポーツだけでなく、勉強も頑張った。「文武両道」に励んだ結果、今の地位があるというわけです。もし、スポーツだけしか努力していなければ、残念ながら今の成果を得ることが出来なかったでしょう。


他の音楽、美術、保健体育、技術家庭にも、当然、さまざまな「考える力」を養ってくれますし、それらがみんなの将来に役立つ「考える力」に結びついていることは言うまでもありません。
それこそ、このあたりは、みんな一人一人で考えてみたらどうですか?
ただ人から教えられるのではなく、自分で考える。それが学校の勉強です。だからこそ、価値のある、意味のある勉強なんです。「無駄」と思えることにも、ちゃんと価値がある。
だから、「一生懸命」とか「精いっぱい」って大切なんですよ!




どうも、長い文章が続いて、本当に申し訳ありません。

さてさて、中学生にとって参考になったでしょうか?
とにかく、僕の持論にしか過ぎませんから、あとは、それぞれがどう考え、どう応用するか、ということです。

とりあえず、これで6月から3ヶ月も放っておいた宿題を片付けました。

それでは、今日の午後も、皆様にとって、笑顔であふれる幸せな時でありますように!












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この記事へのコメント

  • まゆ

    今回はさすがに読むのに気合いが必要でした。

    単刀直入に言いますと、私は明らかに中学生ではございません。しかしながら現在活用している『保育士』に関しましては、国家試験を受けて取得したものです。『幼稚園教諭』と『小学校教諭』の免許は短大を卒業と同時に取得したのですが。

    この国家試験は8科目ありまして、ひたすら『書く、書く、書く』の勉強でした。おっ!なかなか似ているかも。本当は10科目あるんですが、私は幼稚園教諭の免許を持っていたので免除されてます。やっぱり、書かないと覚えませんね。個人的にはぎっしり埋まったノートをみるのも、快感でしたけどね。
    2009年09月03日 18:58
  • まゆ様>
    コメント、ありがとうございます。
    で、まさか、全部読まれたんですか?!
    素晴らしいど根性です!
    ある意味、挑戦的な長い文章になってしまった、と反省しています。
    ごめんなさい!

    やはり、「書く」は大切ですね。それに、
    「ここまでやったぞ!」
    というのが目に見えて分かるので、達成感もあるし、自信にも繋がるんですよね。
    「書く」は重要!です。
    2009年09月03日 20:03

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