…with everyone's blessing

まだ多少の余震があるのでしょうか、駿河湾の地震。
でも、普段通りの生活を、僕ら家族は送っています。
心配していただき、あちこちからメールをもらいました。その気持ちのどれも嬉しくって…。


その中に、今は岩手に住む教え子からメールが届きました。
昨年の岩手・宮城内陸地震など、地震が頻繁に起きる所ですので、こちらからよく

「大丈夫?」
なんてメールを送っていたのですが、初めて立場が逆転!
心配かけちゃって申し訳なかったです…。


でも、僕が彼女の学級担任だったのは中1の時だけ。
中2の時は別のクラスで、しかもその夏休みに浜松へ引っ越してしまいました。
だけど、それ以降も手紙を書いてくれたり、連絡をくれたりして、なぜだかずっと繋がりを保っていたんです。
僕の結婚式にも出席してもらったし、浜松への出張があった時に一度会うこともできました。
大学に進学する時に、宮城県仙台市にまた引っ越し。
音楽、特にフルートの勉強をして、フランスにも勉強にも行きました。
卒業後は、フルート奏者として活動し、また音楽教室も持つなど、自分の専門を活かして頑張っていました。


その間もメールなどで連絡を取り合い、お互いの近況を報告していました。
僕が精神的に苦しんでいる時には励ましのメールをくれました。
彼女自身も順風満帆に見えて、実はいろいろな苦しみ、悩み、悲しみを背負って頑張っていました。
その都度、僕が書ける精いっぱいの言葉で、励まし、慰めてきました。
いろいろな思いを共有したり、共鳴したりして、そしてそれぞれ壁を乗り越えていったような気がします。


そして2年前、彼女は結婚し、今では一児の母となっています。

担任だったのは中1の時だけ。
なのに、まだ今日まで繋がりを保てていることに、不思議な感じがある一方で、とても嬉しい気持ちでもあります。


さて、そんな彼女の結婚を祝して曲を作りました。
楽譜を贈って1つのお祝いに…のつもりが、それを披露宴で歌ってほしいというリクエストを受けてしまいました。
躊躇しましたが、とりあえず承諾。
静岡市から、結婚式・披露宴会場のある仙台へ向かいました。
しかし、到着して座席表を見て、承諾したことを後悔しました。
だって、彼女はフルート奏者ですよ、彼女の方の席にいる来賓やら友達やらは、音楽関係者の多いこと!
音楽系の大学の先生やら音楽教室の先生やら、その他、プロの奏者、音大出身者…。
ズラ~ッと並んだ中で歌う、て…orz
僕は音楽の教師じゃなくて国語の教師だし、アマチュアを名乗るようなほどでもない、周りのその方々から見れば、初心者のような者、そいつが、自作の曲を自ら披露するなど、なんともおこがましい…!
もう、心臓はバクバクッ!汗はダクダクッ!


これは、まさしくオーディション!

それでも、彼女のためと思い、彼女に対する気持ちに集中して歌い上げました。
そうすると不思議と気持ちが楽になりました。
高音は苦しかったけれど…,
その後の大きな拍手、彼女や親族の方々、他の来賓からのお礼やお褒めの言葉、忘れられません。


彼女は今は育児に追われながらも、でも、っと素敵な笑顔で日々を生活していると信じています。
いつまでも幸せであることを、心から願っています。

その時の曲の名が、今日の記事のタイトル


…with everyone's blessing

です。メロディと詩を以下に…。(携帯の人、聴けなくてゴメンね!)




…with everyone's blessing (最愛なる教え子の祝福の日に…)

「誰かの喜びが私の幸せ、
みんなの笑顔が私の安らぎ…」
そんなことばかりをいつも言っては
自分のことばかり いつも後回し

そんな君にも幸せの日が来た
僕らはこの日を待っていたんだ
大丈夫、僕らは僕らで強く生きていけるから…

君が笑顔になれば
僕らはみんな笑顔になれる
君が幸せになることが
僕らの幸せ


どんなにつらくても苦しい時でも
誰にも気づかれず気丈に振る舞う
陰でどんなにか涙流しても
誰にも教えない、誰も知らない

そんな君こそ幸せが似合う
僕らはいつでも願っていたんだ
あの人と2人で手に手をとって夢を追いかけて…

君が笑顔になれば
僕らはみんな笑顔になれる
君が幸せになることが
僕らの幸せ


森の木々も花も鳥もささやく風も
みんなみんな歌うよ
「おめでとう、あめでとう!」って…

君の笑顔のために
僕らは何ができるのだろう
君が幸せになるために
僕らも歌おう

君が笑顔になれば
僕らはみんな笑顔になれる
君が幸せになることが
僕らの幸せ

今日は
おめでとう…!



教え子の幸せの笑顔って、本当にいいものです。

今年3月に卒業していった仲間たちの誰かの結婚式。
呼ばれたらまた曲を贈ろうかな?
でも…
オーディションみたくなるのは、もう結構です…。

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この記事へのコメント

  • megu

    素敵なお話ですね
    逆に、先生の結婚式に当時のクラスのみんなが集まってサプライズを仕掛けた事はあります(笑)

    でも、その生徒さんとの繋がりって不思議なものですね。
    私も、昔に勤めていた会社の5歳年上の姉さんと半年程しか一緒に仕事してなかったのに、今でも年賀状やメールのやりとりしていて仲良くさせていただいてます。

    それにしても結婚式の話、面白かったです。
    オーディションか~・・なるほど(笑)
    プレゼントは気持ちですよ
    2009年08月15日 10:04
  • megu様>
    本当に不思議な縁です。
    そういう縁って、たぶん誰にでも1つはあるかも知れません。大切にしたい「縁」ですよね。

    オーディション…、合格だったかな?
    2009年08月15日 10:29
  • 紅茶

    こんばんは♪

    幸せになれる予感がするメロディですね
    いい曲です・・☆☆☆

    生徒と繋がりのある教師は
    案外少ないのが現状ではないでしょうか・・
    そういう中で生徒との交流を
    保っていらっしゃるという事は
    涅さんは素晴らしい教師であるという
    証ですね・・・☆

    いつも、ありがとうございます♪


    2009年08月15日 22:55
  • 紅茶様>
    ありがとうございます。
    彼女をはじめ、今、いろいろな教え子との繋がりが本当に嬉しく感じられます。
    ダメダメな僕だから、生徒が頑張ってくれるんだ、と思っているんですけどね。
    いい生徒たちに巡り会えて、僕は幸せ者です。
    2009年08月15日 23:06
  • ひなた

    素敵です詩を紹介してくださって、ありがとうございます(^^)涅さんの優しさが伝わってくるようです。フルートの彼女は、涙・涙…だったでしょうね。泣けてきますよ。私も中学の時の国語の先生、好きでした。ハーレーが大好きな先生で、面白かった!というか、今考えても、適度なゆるみのある先生でした。社会人になって、ほんの短い間しか務めなかった会社の方と今もお付き合いさせていただいています。なぜだかつながるご縁ってあるんですよね!出会いを大切に過ごしていきたいです(^^)
    2009年08月16日 00:14
  • お褒めの言葉、ありがとうございます。
    僕の場合、ゆるすぎて生徒になめられてますけど、でも、生徒に近い立場にいるように努めています。
    彼女との不思議な縁、そして、今も幾つかの不思議な縁があります。
    一つ一つを大切にしていきたい、そして、お互いがその中で高め合えれば、と思っています。
    2009年08月16日 00:29
  • ひなた

    ごめんなさい。曲が聴けることに気付かず…失礼しました。
    聴かせていただきました♪(^^)
    ほのぼのとしてあたたかい雰囲気ですね!
    きっと音楽関係者の方々も、忘れていた何かを思い出したりなさったのではないでしょうか?
    心が洗われるように感じられたと思いますよ!
    ご旅行、楽しんで来てくださいね(^^)
    2009年08月16日 20:32
  • ひなた様>
    実は、この曲は初めて作った4分の3拍子の曲です。それまでは4拍子の曲ばかり作っていたのですが、ふと彼女への祝福と感謝の気持ちを表そうとすると、いつの間にか3拍子のメロディーに。あの場で聴かれた皆さんの感想を聞きたいような、聞きたくないような…。
    旅行、楽しんでいます。また、報告をアップしようと思います。
    感想、ありがとうございました!
    2009年08月16日 20:55

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